クレジットカードが利用できる場面を調査!納税にも利用できる?

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みなさんはクレジットカードを主にどのような場面で利用していますか。もちろん多くの人は買い物の際に利用していると思います。

ネットショッピングの際に利用している人も多いでしょう。ではクレジットカードはそのほかの支払いで利用することはできるのでしょうか。

今回はどのような場面でクレジットカードが利用できるのかをまとめてみました。

買い物以外でクレジットカード支払いをする意味


クレジットカードが使える場面を紹介する前に、なぜここでクレジットカード支払いができる場面を紹介するのか、つまりなぜ現金払いよりもクレジットカード払いをおすすめするのかを簡単に説明したいと思います。

ポイントを貯めるため

クレジットカード払いをおすすめする一番の理由がこの「ポイントを貯めるため」です。これから紹介していく場面においてすべてクレジットカード払いをした場合、支払額は数十万円にもなることも考えられます。

例えば支払額が50万円になった場合、ポイント還元率が1%のカードを利用すると5,000円分のポイントが貯まります。現金払いではもちろんポイントなど貯まりませんからこの時点でクレジットカード支払いにすることで「金銭的にお得になる」ということが言えます。

今回の例ではポイント還元率が1%のカードを例に出しましたがポイント還元率が高いカードを使えばさらにお得にポイントを貯めることができます。

利用実績が積める

クレジットカードの申し込みの際には審査が行われます。審査の際には職業や勤続年数などが考慮されますが審査項目の中には利用実績いわゆるクレジットヒストリーも含まれています。

クレジットヒストリーとは過去に利用者がどれだけカードを使ってきたのかを表すもので、滞納してしまった場合はその記録が残っており次回の申し込みからクレジットカードが作りづらくなってしまいます。

逆に良質なクレジットヒストリーを持っている人は、よりランクが高いと言われているクレジットカードの審査にも通りやすくなります。

普段の買い物だけでは利用額が少ないような人でも買い物以外でクレジットカード払いをすることでより良質な利用実績が残すことが可能です。

こちらもやはり現金支払いでは利用実績を積めませんがクレジットカード払いを利用すれば将来のクレジットカードランクのステップアップが望めるので後者を選択したほうがお得だと思います。

支払額が管理しやすい

クレジットカード支払いはインターネット上で自分専用のページから利用額の確認が容易にできるのでお金の管理がしやすいといえます。

特に現在ではスマートフォンの普及により、利用額の確認は家でくつろいでいる時でも、外出中にふと気になったときでも、いつでも行うことができます。

クレジットカードが利用できる場面

クレジットカード支払いを利用する意味を確認したところで実際に買い物以外にクレジットカードが利用できる場面を紹介していきたいと思います。

交通機関の支払い


交通機関の支払いにクレジットカードを利用するのは大きく分けて以下の4通りの方法があります。

切符を買うのにクレジットカードを用いる

切符を買うのに実はクレジットカードを利用することができます。とはいっても券売機ではクレジットカード払いはできません。

みどりの窓口で切符を買い求めたときにクレジットカードで支払うことができます。利用できるクレジットカードも「VISA」「JCB」「MasterCard」「ダイナースクラブ」「アメリカンエキスプレス」と様々な国際ブランドに対応しています。

Suicaへのチャージにクレジットカードを用いる

Suicaへのチャージをするのにもクレジットカードを利用することが出来ます。

ただ後述のモバイルSuicaやアップルペイとは違ってカード型Suicaに直接チャージができるのは「ビューカード」に限られます。ビューカードはJR東日本で電車をお得に利用するために作られたカードです。

具体的に、クレジットカードからのチャージ方法としては首都圏では駅に設置されているVIEW ALTTEを用いてビューカードからSuicaへのチャージを行うことができます。

またオートチャージ機能を用いて残高が少なくなると自動でチャージしてくれるように設定することもできます。

ビューカードは他社との提携カードも発行しているので自分の目的に合ったビューカードを見つかればお得感はさらに高まるかもしれません。提携カードは以下の通りです。

  • JALカードSuica
  • ビックカメラSuicaカード
  • ルミネカード
  • アトレビューSuicaカード

モバイルSuicaでのチャージにクレジットカードを用いる

カード型Suicaへのチャージにはビューカードしか利用できませんでしたがモバイルSuicaではチャージに利用できるクレジットカードの種類が大幅に増えました。

VISA、MasterCard、JCB、ダイナースクラブ、アメリカンエキスプレスが利用できるのでほぼすべてのクレジットカードで利用できます。

ただモバイルSuicaにビューカードを登録するには無料なのですが、これ以外のカードを登録するには税込1,030円の年会費がかかってしまいます。

ですから一年にどれほどSuicaを利用するかを考慮に入れて、さほど利用しない場合はビューカードを登録して、年会費の元が取れるくらいには利用する場合にはビューカード以外を登録するなどカードの使い分けが必要かもしれません。

アップルペイに登録してあるSuicaへのチャージにクレジットカードを用いる

2016年10月からサービスを開始したアップルペイを用いてアップルペイに取り込んだSuicaに、同じくアップルペイに取り込んだクレジットカードから簡単にチャージをすることができます。

この方法でもビューカードだけではなく他のほとんどのクレジットカードからチャージ可能です。操作も単純でチャージしたい金額を画面に打ち込むだけで完了します。

またアップルペイではビューカード以外を用いても年会費等は発生しません。

◎⇒アップルペイの詳細はコチラ

携帯料金


みなさんの携帯料金は月にいくらかかっているでしょうか。ある調査では20歳代の男女1000人に対して月の携帯料金に対する調査を行ったところ、約半数が月の携帯料金が6000円を超えているという結果が出ました。

これをもとにして考えれば、多くの人が年間約72,000円を携帯料金の支払いに使っているということになります。この時、ポイント還元率1%のカードを用いて支払いをしたと考えると1年で720円分のポイントが貯まります。

携帯料金の支払いに関しては口座振替払い等を選択しても割引などが適用されることがないのでクレジットカードで支払いを行うことで純粋に貯まったポイント分、他の支払い方法よりもお得になっていると言えます。

また携帯料金の支払いに関してはau,docomo,softbankの各キャリアと提携したクレジットカードが発行されておりこのカードを利用することでそのキャリアの携帯を利用している人は恩恵を受けることができます。以下に提携クレジットカードをまとめておきます。

キャリア カード名
au auじぶんカード
docomo dカード
softbank SoftBankカード

支払い方法の変更手続きは簡単で、インターネットやキャリアショップ、電話などで行うことができます。

公共料金


私たちが月々に支払っている公共料金には電気・水道・ガス・NHKの受信料などがあります。もちろんこれらの公共料金もクレジットカードで支払うことができます。

普段の生活から節水や節電による料金の節約を心がけている人にとっては支払いを現金払いからクレジットカード払いに変更することでポイントが貯まるためさらなる節約につなげることが可能です。

さらに公共料金をクレジットカードで支払うことによって現金払いではそれぞれ異なる支払い日も一つにまとめることができるため資金管理がしやすくなるので、この点もクレジットカード払いを選択するメリットであると言えます。

公共料金の支払いをクレジットカード払いに変更するには

  • 各支払先会社から申込書を取り寄せる方法
  • クレジットカード会社から申し込む方法

の2つの方法があり、簡単に変更を行うことができます。

ただクレジットカードごとに支払える公共料金に違いがあるので、各クレジットカード会社へ問い合わせて確認してみてください。

税金(直接or nanaco)


2017年1月4日より「国税クレジットお支払いサイト」(https://kokuzei.noufu.jp)という税金をクレジットカードで支払うためのサービスが開始されました。以下の税目にクレジットカード払いが利用できます。

  • 申告所得税及復興特別所得税
  • 消費税及地方消費税
  • 法人税
  • 地方法人税
  • 相続税
  • 贈与税
  • 源泉所得税及復興特別所得税
  • 源泉所得税
  • 申告所得税
  • 復興特別法人税
  • 消費税
  • 酒税
  • たばこ税
  • たばこ税及びたばこ特別税
  • 石油税
  • 石油石炭税
  • 電源開発促進税
  • 揮発油税及地方道路税
  • 揮発油税及地方揮発油税
  • 石油ガス税
  • 航空機燃料税
  • 登録免許税
  • 自動車重量税
  • 印紙税

これだけたくさんの税目にクレジットカードが利用できるようになりました。

また利用できるクレジットカードも「VISA」「MasterCard」「JCB」「アメリカンエキスプレス」「ダイナースクラブ」「TS CUBIC CARD」とほぼすべてのクレジットカードが利用できます。

クレジットカードでの納税に当たっての一番の注意点は納税額に応じて決済手数料が発生することです。手数料は1万円までは税込み82円で、以後1万円を超えるごとに税込82円が追加されます。

納付税額 決済手数料
1円~10,000円 82円
10,001円~20,000円 164円
20,001円~30,000円 246円
30,001円~40,000円 328円
40,001円~50,000円 410円

ですからポイント還元率が低いカードで支払いを行ってしまうとクレジットカード払いを利用するメリットがなくなってしまうので気をつけてください。

具体的には還元率が0.5%のクレジットカードを使ったときは10,000円支払うと50円分のポイントが貯まりますが、決済手数料の82円と比べて小さい額なので損になってしまいます

還元率が1.0%のクレジットカードを使えば10,000円支払うと100円分のポイントが貯まり、これは決済手数料の82円と比較しても得をしています。

他にもクレジットカード払いでは領収証が発行されない点、納税証明書の発行までに3週間と時間がかかってしまう点は実際に利用する際には注意したい点です。

医療費の支払い


医療費の支払いの際にもクレジットカードを利用することができます。クリニックや小規模の病院では導入していないところもあるようですが、中~大規模病院ではクレジットカードの利用が可能です。

「体の調子が悪いけど今は給料日前で病院に行くことができない。。。」「夜間救急にかかりたいけど夜はお金が引き出せない。。。」といった悩みを抱えている方でもクレジットカードならば手持ちのお金がないときでも気軽に受診できるので、体の不調に素早く対応できるというメリットが考えられます。

また入院や手術の場合には治療費が数十万円単位の高額になることもありますから、分割払いやリボ払いなどクレジットカードの支払い方法を選択することで治療費の負担の軽減をすることも可能です。

クレジットカードの限度額を超える医療費の場合は限度額を一時的に引き上げることもインターネットや電話での申し込みをすることで可能です。

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