はじめてクレジットカードを作成する時は「どうやって作るの?」「なんか、難しそう!」「時間が結構掛かりそう」「私なんか審査になかなか通らないよ。。」と不安に思われる方も少なくないと思います。そう考えている方のために、クレジットカードの申込方法や審査について簡単にご説明させていただきます。こちらの記事を読んでいただければ、クレジットカードの発行までのおおよその流れを把握する事ができると思います。気負わずに、まずは気軽に申し込してみるのもおすすめです。
クレジットカードは、インターネット申込や申込書を利用して申込みを行い、カードの審査に通過して、初めてあなたの手元にカードが届きます。
目次
クレジットカードを作るときに必要な書類
クレジットカードを作る際、以下の書類が必要となります。事前に用意すると、スムーズにクレジットカードを作ることができます。誰でも、手元にある書類で手軽にクレジットカードを作成する事ができます。
必要書類
- 身分証明書(免許証、健康保険証、パスポート、住民票の写し、マイナンバーカードなど)
- カード代金の引き落とし口座(銀行口座、郵便貯金口座など)
- 引き落とし口座の銀行印(引き落とし口座に登録している印鑑)※印鑑が不要のケースもあります
- 保護者の同意(18歳、19歳などの未成年の場合)※保護者の印鑑も必要になります
申し込み書類に記載して、必要な書類の提出が終わり、審査に通過後、約1~2週間ほどでクレジットカードはご自宅に郵送で届きます。基本的には手元にカードが届くまでの、おおよその目安は2週間とお考え下さい。
また、クレジットカードの中には即日発行できるクレジットカードもあります。18歳以上で銀行口座を持っていて審査を問題なく通過し。その後、クレジットカード会社の指定する店舗にカードを受け取りに行けば、申込んだ当日にクレジットカードを受け取ることもできます。
「1日も早くクレジットカードが手元に欲しい!」という場合は、即日発行可能なクレジットカードを探して、申し込みをする事で即日クレジットカードを手元に準備する事も可能です。
[speech_bubble subtype="R1" type="ln" icon="kurepon.png" name="クレぽん"] 申込は店頭ではなく、インターネット申込の方がより早く手元にクレジットカードが届く傾向があります。クレジットカードの特徴をよく把握して利用機会が少なくなりそうなカードは作らない事で計画的にクレジットカードを使える第一歩になります。[/speech_bubble]
クレジットカードの申込書は、どんな事を記入するの?
クレジットカードを申し込む際、申込書を記載しますが、どのような項目があるのでしょうか?申込書は審査を行う上で、あなたの履歴書的な存在です。記入ミスがあると審査をスムーズに通過できない事もあるので、慎重に記入していきましょう。
申込書の項目
- 申し込み本人について
- 利用代金支払い口座情報(引き落とし口座)
- 勤務先情報
- キャッシング、借入情報
- 運転免許証、預金額
- 希望カードの種類について
- 同時に申し込める追加カードやサービス
氏名、年齢、生年月日、性別、住所、郵便番号、電話番号、Eメールアドレス、世帯(世帯主かどうか)、家族構成(生計を一緒にする家族構成、人数、配偶者、子供など)、職業(会社員、自営業など)、住居状況(居住年数、戸建て、マンション、アパート、社宅、寮、自己所有、賃貸、住宅ローン有無など)
金融機関名(銀行、郵便局)、支店名(出張所名)、預金科目(普通預金)、口座番号など
会社名、会社住所、郵便番号、電話番号、部署名、役職名、入社年月日、年収、会社資本金、従業員数など
キャッシング枠(キャッシング枠の有無、金額)、借入状況(現在の借入額、借入件数)など
運転免許証の有無(運転免許証有の場合は運転免許証番号)、預金額(任意)
希望カードブランド選択(VISA、マスター、JCB、ダイナースなど)、カードの種類(クレジットカード会社により種類は異なる)、取引目的(生計費、事業費など)、支払日(利用金額の引き落としが10日、25日など)、暗証番号(4桁)
電子マネー機能、ETCカード、家族カード(18歳以上の家族が使えるクレジットカード)などの追加の有無
クレジットカードの申込書には、記載項目がたくさんあります。クレジットカードをスムーズに作りたい方は、分からない項目があれば、事前に調べておくと、スムーズに申し込みをすることができます。
クレジットカードを作るときの審査内容
クレジットカードを作るときの審査では、主に「返済能力があるかどうか」を確認しています。色々な項目や角度から、申込者に返済能力があるかどうかをチェックしています。
審査内容
- 年齢
- 職業
- 雇用形態
- 勤続年数
- 年収
- 既婚有無(独身、既婚など)
- 居住形態(親と同居など)
- 他社借入件数
- 他社借入額
[speech_bubble subtype="R1" type="ln" icon="kurepon.png" name="クレぽん"] 上記の項目が点数化(スコアリング)されて審査されています♪[/speech_bubble]
クレジットカードを作るときの審査基準や、在籍確認
クレジットカードを作るときの最低基準は、以下の通りです。クレジットカードを利用して、購入した分を支払う能力が本当にあるのかどうかを確認します。
審査の最低基準
- 安定した収入があるか
- 勤続年数、居住年数が1年以上あるか
- 信用情報のクレジットヒストリーに延滞などの情報がないか(支払い遅延はないか?)
最低限、上記の項目がクリアできていれば、クレジットカードの審査に「通過する」と言えるでしょう。
また、クレジットカード会社は、申込者へ「確認」をするために、電話を掛けてきます。申込者の携帯電話へ直接電話を掛けて申し込みの確認をする場合と、申込者の勤務先へ電話を掛けて在籍しているかどうか確認する場合などがあります。
在籍確認
- 申込書へ記載した携帯電話に、申込確認の電話がかかってくる
- 申込書へ記載した勤務先に、在籍確認の電話がかかってくる
[speech_bubble subtype="R1" type="ln" icon="kurepon.png" name="クレぽん"] 基本的に在籍確認の電話はありますが、まれに在籍確認がないクレジットカード会社もあります♪[/speech_bubble]
それでは、在籍確認の電話が勤務先に掛かってくる場合は、どのように確認の電話が掛かってくるのか説明いたします。
勤務先への在籍確認
クレジットカードを申し込んだ後、当日もしくは翌日に申込者の在籍を確認するために、以下のように勤務先に電話が掛かってくることがあります。
[speech_bubble subtype="L1" type="ln" icon="ope.png" name="クレジットカード会社"]JCB(例)の○○と申します。○○さんをお願い致します。[/speech_bubble]
[speech_bubble subtype="L1" type="ln" icon="ope.png" name="クレジットカード会社"]○○と申しますが、○○さんをお願い致します。[/speech_bubble]
※クレジットカード会社名を名乗ることもありますが、会社名を名乗らないこともあります。
申し込んだ本人が直接その電話を受けた場合は、特に問題はありませんが、本人以外の方が電話に出てその電話を取り次いでもらった場合、「電話を受けた勤務先の方になんて思われるか心配…。」という方もいるかと思います。しかし、電話を受けた方は、特に気にしていないことが多いので、必要以上に気にすることはありません。自分が思っているより、周りは特に気にしていないので、あまり気にしないことも肝心です。
クレジットカードを作るときの注意点
クレジットカードの申込書に、「年収、雇用形態、他社への借入件数と金額」などを記入する項目がありますが、クレジットカード会社は、実はこれらを全て信用しているわけではありません。そのため、記載内容に間違いがないかどうかをチェックするために、信用情報機関へ確認を行っています。
信用情報とは、クレジットやローンなどの信用取引に関する契約内容や返済、支払状況、利用残高など客観的取引事実を表す情報です。また、信用情報機関とは、信用情報の収集、管理、提供、開示を通して、記載内容に本当に間違いがないかどうかをチェックする機関です。
そして、国内には以下の3つの信用情報機関が存在し、クレジットカード会社はいずれかに登録しています。
国内の信用情報機関
JICC:日本信用情報機構
JBA:全国銀行個人信用情報センター
クレジットカード会社以外にも、国内において金融商品を取り扱う会社や企業は、それぞれに以下のように登録しています。
信用情報機関に登録している会社・企業
JICC:日本信用情報機構(クレジットカード会社、消費者金融、信用組合、信用保証会社)
JBA:全国銀行個人信用情報センター(銀行、信用組合信用保証会社、信用金庫)
クレジットカード会社は、申込書に虚偽の記載はないかどうかをチェックしていますので、申込書にはきちんと事実を記載しましょう!
[blogcard url=”http://www.cic.co.jp/″]
[blogcard url=”https://www.jicc.co.jp/″]
[blogcard url=”http://www.zenginkyo.or.jp/pcic/″]
多重申し込みには注意
また、一度に複数のクレジットカード会社に申し込みをしてしまうと、多重申し込みとなってしまいます。その情報も、全て信用情報機関に登録されてしまいますので、審査に通りにくくなってしまいます。クレジットカード会社から「借り逃げ」を疑われてしまいますので、多重申し込みには、注意が必要です。
「どうしてもクレジットカードが欲しい!」という一心で次から次へと申し込みをすると、事態が悪くなるだけです。1つのクレジットカードの審査が通らなかった場合は、次のクレジットカードの申し込みは、数ヶ月程度空けてから行うようにしましょう。
また、以下の場合、信用情報機関で情報が共有されているので、審査に通りにくくなってしまいます。
- 銀行のオートローンを利用し、返済遅延していた
- 別のクレジットカードを利用し、返済遅延していた
過去に借り入れの返済が遅れたことがあったり、現在も返済が遅れていたりすると、審査に通りにくい要因の一つになります。
さらに、ステータスカードの中には、支払い遅延をしていると、申し込みができないクレジットカードも存在します。将来的に、ステータスカードを持ちたいと考えている場合、支払い遅延は問題外です!クレジットカードを利用する際は、支払い遅延をしないように、計画的に利用することが肝心です。
今回は、クレジットカードの申込方法や審査について解説させていただきました。クレジットカードを作る際、事前準備や事前確認を済ませておくことで、より早くクレジットカードを作ることができます。また、虚偽内容の記載や、短期間に何度も申し込みをすることで、クレジットカードの審査に通りにくくなってしまいます。正しいクレジットカードの作り方を実践して、一日でも早く、クレジットカードを手に入れてくださいね。
Mayumi
最新記事 by Mayumi (全て見る)
- 年会費無料のクレジットカードについて - 2017年7月3日
- JALマイルの上手な貯め方 - 2017年1月28日
- ANAマイルの上手な貯め方 - 2017年1月28日