クレジットカードの仕組みとメリットについて

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はじめに、クレジットカードの仕組みについて、ご紹介いたします。クレジットカードの仕組みが解かれば、きっとクレジットカードが欲しくなる!

クレジットカードは、とても便利です。クレジットカードは、お買い物以外にも、ETCカードの発行や携帯電話の支払い、場合によっては、家賃や公共料金の支払いなども可能となり、その支払いに応じてポイントも貯まり、ポイントはマイルや商品に交換したり、ネットマネーとしてお買い物の割引に利用する事ができます。しかし、クレジットカードはとても便利な反面、使い方を1歩間違えるとお金を使いすぎてしまう原因にもなるので、注意が必要になります。しっかりと仕組みを理解して、ポイントやカード特典を駆使しながら楽しいクレジットカードライフを送りましょう!

クレジットカードの仕組み

クレジットカードの利用者である私たちは、現金を持っていなくても、クレジットカードを提示するだけで、お店で買い物をすることができます。現金が手元にない場合は、非常に便利なものです。わざわざ銀行にお金をおろしに行く手間や時間も省けますし、財布の中の小銭をじゃらじゃらと探す必要もありません。

一方、お店側はクレジットカード会社と提携を結んでおり、決済手数料をクレジットカード会社へ支払っています。そして、クレジットカード会社は、その手数料の一部を私たち消費者へ「ポイント」として、還元しています。

クレジットカードのお金の流れ

私たち:クレジットカードを提示するだけで、便利に素早くお買い物ができる。後日クレジットカード会社からまとめて利用した金額が請求されます。
クレジットカード会社:お店に代金をまとめて支払い、後日利用者に請求する。利用した金額に応じて利用者にポイントとして還元する。
お店:クレジットカード会社に決済手数料を支払い、利用者に商品を売却する。
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クレジットカードを使う私たちは現金をたくさん持ち歩く必要もなく、安心して買い物もできてポイントも貰えます。その反面、カードの使いすぎには十分に注意が必要。計画的な利用が大切です!

 
私たちがクレジットカードを利用して支払いを行った場合、後日まとめ(約1か月分、クレジットカードごとに締め日は異なります。)クレジットカード会社へ支払わなければなりません。その都度支払いをするわけではありません。利用金額は銀行引き落としでクレジットカード会社に支払います。

リボ払いや分割でカードを利用している場合は、その支払い方法に沿った請求が行われます。

クレジットカードのメリット

それでは、クレジットカードを使うメリットを、利用者、お店側、クレジットカード会社の3つの視点から考えてみましょう。色々な視点で考えることで、クレジットカードの仕組みやお金の流れが分かり、あなたもクレジットカードをもっと身近にとらえることができると思います。

お店側のメリット

  • 高い商品を買ってもらえる確率が高くなる。
  • 売り上げが上がる。
  • 商品が売れやすくなる。
  • クレジットカード利用者の集客効果が見込める。

利用者のメリット

  • 手元に現金がなくても、欲しいものをすぐに買うことができる。
  • 1ヶ月分まとめて支払うことができるので、収支を管理できる。
  • クレジットカードを利用して購入した分、ポイントとして後から還元される。
  • 支払いを先延ばしすることができる。(翌月払い、翌々月払い、ボーナス払いなど)
  • クレジットカードについている保証やサービス(付加価値)を受ける事もできる。
  • 商品購入時の銀行振込手数料や、代引手数料がかからない。

クレジットカード会社のメリット

  • お店側からの決済手数料が定期的に入ってくる。
  • クレジットカード会社によっては利用者から年会費をもらう事もできる。
  • 利用者に対してDMなどを送る事で広告宣伝費を得ることができる。

利用者にとって、クレジットカードを使うメリットは、ポイント還元が一般的に1番のメリットとなりますが、クレジットカードの中には、ステータスカードと言われる社会的に地位のある人でないと作れないクレジットカードもありますので、自分のステータスの象徴になる事が、メリットと考える利用者も少なくありません。

例えば、ゴールドカードやプラチナカード・ブラックカードといったカードがその一例です。ゴールドカードの中には、年会費が2万円~数十万円するものもあり、特典内容や補償内容はグレードアップします。カード保有者は専用のコンシェルジュサービスなどのサービスも充実しています。入会審査はさらに厳しいものになります。こういったクレジットカードは海外旅行や海外出張が多い方にとっては、補償内容や特典内容が充実していておすすめです。

ショッピング枠、キャッシング枠とは?

では、よく耳にする、ショッピング枠、キャッシング枠の違いについてご説明します。知らずにキャッシング枠を多く利用していると「損した、、」なんて事もあるので、1つ1つご紹介していきます。

「ショッピング枠」、「キャッシング枠」、この「枠」とは一体何のことでしょうか?この「枠」とは、「利用限度額」、いわゆるクレジットカードで利用できる金額の上限のことをさします。クレジットカードを利用して購入できる範囲が、さらにショッピング枠、キャッシング枠と利用方法が分かれていますので、詳しく説明していきます。

ショッピング枠(ショッピングで利用できる限度額)

ショッピング枠とは、お店やインターネットなどで商品を購入するときに使える枠、通常のカードの利用可能金額のことを言います。

例えば、ショッピング枠が30万円の場合、30万円分のお買い物が可能です。また、2回の分割払いまでであれば、金利手数料もかかりません。分割払いが3回目以降からは金利手数料がかかってきますので、注意が必要です。

イオンカードや楽天カードなど、主要なクレジットカードの分割手数料を一部ご紹介いたします。クレジットカードによって、利率が変わってきますので、参考にすると良いでしょう!

【分割払手数料率】(2016年12月21日時点)

支払回数 3回 5回 6回 12回 15回 16回
イオンカード 10.50% 11.13% 11.43% 12.19% 12.31% 12.38%
楽天カード 12.25% 13.50% 13.75% 14.75% 15.00% 15.00%
ヤフーカード 12.19% 13.49% 13.85% 14.73% 14.87% 14.93%
オリコカード 12.20% - 13.90% 14.80% 14.90% 15.00%

キャッシング枠(キャッシングで利用できる限度額)

キャッシング枠とは、直接お金を借りることです。消費者金融からお金を借りることと同様で、利用額に応じて毎月、金利手数料が発生しますので、こちらも十分な注意が必要となります。

例えば、利息の計算方法は下記となります。

【利息の計算方法】

利息 = 利用残高 × 実質年率 ÷ 365 × 利用日数

キャッシング枠を利用した場合、毎月元金(借りているお金の総額)に応じて計算されます。
それでは、利息の計算方法の式に当てはめて金利18%を計算してみましょう。

【例:利用金額300,000円、金利18%、支払回数30回の場合】

利用金額:300,000円
金利:18%
支払回数:30回

 支払回数  返済金額 元金 利息 借入残高
1 14,438円 10,000円 4,438円 290,000円
2 14,290円 10,000円 4,290円 280,000円
3 14,142円 10,000円 4,142円 270,000円
4 13,994円 10,000円 3,994円 260,000円
5 13,846円 10,000円 3,846円 250,000円
6 13,698円 10,000円 3,698円 240,000円
7 13,550円 10,000円 3,550円 230,000円
8 13,402円 10,000円 3,402円 220,000円
9 13,254円 10,000円 3,254円 210,000円
10 13,106円 10,000円 3,106円 200,000円
11 12,958円 10,000円 2,958円 190,000円
12 12,810円 10,000円 2,810円 180,000円
13 12,663円 10,000円 2,663円 170,000円
14 12,515円 10,000円 2,515円 160,000円
15 12,367円 10,000円 2,367円 150,000円
16 12,219円 10,000円 2,219円 140,000円
17 12,071円 10,000円 2,071円 130,000円
18 11,923円 10,000円 1,923円 120,000円
19 11,775円 10,000円 1,775円 110,000円
20 11,627円 10,000円 1,627円 100,000円
21 11,479円 10,000円 1,479円 90,000円
22 11,331円 10,000円 1,331円 80,000円
23 11,183円 10,000円 1,183円 70,000円
24 11,035円 10,000円 1,035円 60,000円
25 10,887円 10,000円 887円 50,000円
26 10,739円 10,000円 739円 40,000円
27 10,591円 10,000円 591円 30,000円
28 10,443円 10,000円 443円 20,000円
29 10,295円 10,000円 295円 10,000円
30 10,147円 10,000円 147円 0円

引用:楽天カードのキャッシングシミュレーションにて計算

このように、300,000円の買い物を30回払い(金利18%の場合)で返済すると、購入金額プラス利息として68,778円が発生し、最終的に合計368,778円を支払うことになってしまいます。購入金額が増えれば増えるほど、また支払回数を増やせば増やすほど、最終的に支払う金額は大きく膨れ上がってしまいます。

300,000円の買い物をショッピング枠の2回払いを利用すると、手数料は掛からないので、支払いも300,000円のままとなります。しかし、同じ買い物でキャッシング枠を利用することで、この場合68,778円を余計に支払わなければならないということになります。計画的に利用する事が大切です。

また、キャッシング枠の利用方法は変更することもできます。気になる方は、事前に設定を変更することを検討しましょう。例えば、キャッシング枠0円、キャッシング枠5万円~10万円など、低めの設定にすることも可能です。基本的にはキャッシング枠はショッピング枠を使い切ってしまった場合に補填する形で利用されます。

また、クレジットカードには、ショッピング枠、キャッシング枠以外にも、リボルビング払いというものがあります。いわゆるリボ払いと呼ばれるものです。こちらも注意が必要ですので、ご紹介していきます。

リボ払い(リボルビング払い)

リボ払いとは、毎月の支払いを一定額に抑えることができる支払い方法です。
購入金額や購入件数に関わらず、毎月一定の支払額を決めて設定する事が可能です。購入金額にプラスして、さらに金利手数料が発生する為、利用額が増えると支払期間も長くなりますので、十分に注意が必要です。

リボ払いのメリット

  • 毎月の支払額が一定なので、支払いが安心。
  • 支払いの計画が立てやすい。

リボ払いのデメリット

  • 現在の利用額(カードの利用総額)を確認せず、無計画にどんどんカードを使ってしまうと、支払期限が延び、手数料の利率がどんどん上がっていく。
  • クレジットカード会社によって、条件や要件が違っていて、仕組みが分かりにくい。
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クレジットカードの申込時に、キャッシング枠の有無を選ぶ事が可能です。クレジットカードを活用する場合は、ショッピング枠で決済できる範囲で利用するのが最もお得で、使いすぎには注意が必要です。リボ払いも便利な反面、手数料をしっかり把握しておく事が重要です!

 
また、支払いをリボ払いにするには、4つの方法があります。

  1. 事前にリボ払いを選択
  2. あらかじめ、支払い方法をリボ払いに設定しておくこと

  3. リボ専用カード
  4. リボ払い専用のクレジットカード

  5. 店頭でリボ払いを選択
  6. お店で商品を購入する際、リボ払いを選択する

  7. 購入後、リボ払いに変更
  8. お店で商品を購入後にクレジットカード会社へ連絡し、リボ払いに変更する。

例えば、300,000円の商品を購入し、金利15%、月々の返済額を8,000円に設定した場合、支払いはどうなるのでしょうか。

【例:利用金額300,000円、金利15%、月々の返済額が8,000円の場合】

利用金額:300,000円
金利:15%
月々の返済額:8,000円

利用金額:300,000円
支払回数:51回(ヶ月)
返済総額:407,339円
支払利息額:107,339円

300,000円の商品やサービスを購入し、上記の条件で返済していくと、完済するまでに4年ちょっとも掛かるうえに、支払利息だけで100,000円も超えてしまいます。無理なお買い物は控えたいものです。

クレジットカードの仕組みとメリット、支払い方法などについてご紹介いたしました。ご自身での支払いが可能な範囲で、クレジットカードを上手に利用していくと、便利でお得な反面、手元のお金を使っているという意識が薄れてしまうことで、使い過ぎてしまう恐れも隣り合わせています。クレジットカードのご利用は、計画的に行いましょう。

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Mayumi

Mayumi

沖縄県身、フリーライター。地元の大学を卒業後、那覇空港で航空会社の空港職員として5年勤務。結婚後退職。男児3人を育てながら、これまでの経験をもとに、兼ねてから好きだった「書く」ことを仕事にするため、ライターとして様々な記事を執筆。某企業Facebook投稿代行など担当。
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